カテゴリ:不動産売却コラム / 投稿日付:2025/09/05 20:31
不動産会社の立場から、売却の仲介業者選びについて、数字だけでは判断できない大切なポイントをご説明します。
査定額の差について
査定額の差には、いくつかの理由が考えられます。
①過去の成約事例や市場データへのアクセス
過去の成約事例や現在の市場動向をどれだけ正確に把握しているかによって、査定額は変わってきます。
②販売戦略と見込み
高額査定を提示した会社は、より強気な販売戦略を持っている可能性があります。
しかし、その根拠がなければ、単なる「釣り物件」として、後で大幅な値下げを要求されるリスクもあります。
仲介業者を選ぶ際の判断基準
査定額や仲介手数料といった数字だけでなく、以下の3つのポイントを基準に業者を比較・検討されることをお勧めします。
①具体的な売却戦略と根拠があるか
「自信があります」という言葉だけでは、根拠が分かりません。以下の点について、具体的な回答を求めてみましょう。
査定額の根拠「なぜこの価格になったのか?」を具体的に聞きましょう。
近隣の類似物件の成約事例や、その物件独自の強み(眺望、間取り、リフォーム履歴など)をどのように評価したのか、
明確な説明があるか確認してください。
販売計画どのようなターゲット層に、どの媒体(インターネット広告、チラシ、不動産会社の顧客リストなど)
を使ってアピールするのか、具体的な計画を尋ねましょう。
販促方法写真撮影やVR内覧、物件の魅力を伝えるためのキャッチコピーなど、
具体的な販促方法を提案してくれるかどうかも重要なポイントです。
②担当者の対応と信頼性
担当者の人柄や対応は、売却活動のスムーズさに直結します。
コミュニケーション能力質問に明確かつ丁寧に答えてくれるか、こちらの意向をしっかり汲み取ってくれるかなど、担当者との相性を確認しましょう。
専門知識売買に関する専門知識が豊富かどうか。また、売却に必要な書類や手続き、
税金などについても的確なアドバイスをしてくれるか見極めてください。
③ 会社の組織力と実績
担当者個人の能力だけでなく、会社としての組織力も重要です。
会社の得意分野
マンション売却に特化しているか、あるいは特定のエリアに強いかなど、会社の得意分野を確認しましょう。
実績その会社や担当者が、近隣でどのくらいの売却実績があるのかも、判断材料になります。
高値の査定を出した会社が必ずしも良い会社とは限りません。
提示された査定額の根拠や、具体的な販売戦略を詳細に聞き、
最も納得のいく説明をしてくれた会社を選ぶことが、成功への一番の近道です。





